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パートナー奥村文隆(Public and Technology, PT担当)が台北において放送・通信産業の将来展望に関する招聘講演を行いました。
2016年09月29日
■去る2016年8月1日に、CDIパートナー奥村史隆(Public and Technology, PT担当)が台湾経済研究所からの招聘を受け、台北市において放送・通信産業におけるAR・VR・MR (バーチャルリアリティ/拡張現実/複合現実)の将来展望に関する講演を行いました。
■「Digital Media international conference、デジタルメディア世界カンファレンス」は、アジア地域におけるAR・VR技術開発・実用化の現状および将来展望を議論すべく、台湾の経済部(中央官庁)の下部機関である台湾経済研究所が開催したものです。本講演において、奥村は「Evolving 8K-VR/AR/MR media technology in Japan」と題して、日本のAR/VR/MRを取り巻く現状と将来的な展望仮説について紹介を行いました。まず、日本における8Kを始めとした高精細化の技術開発の現状を紹介した上で、これまでゲーム産業を中心に活用が進んできたAR/VRが、高臨場感技術であるMRへと更に進化し、医療、教育、イベント、エンターテイメント産業等の広範な分野において活用されていくという将来展望について、見解を紹介しました。
■同イベントでは、他に韓国からETRI(政府標準化研究所)のJunwoo Lee氏、また香港から世界的メディアコンサルティング企業OVUM社のDr.Chi-Wah,Cheung氏がそれぞれ参加し、今後の活性化するであろうARVR市場の講演及び放送技術の進化についての活発な議論が展開されました。
■CDI PTチームでは、これまでの放送・通信業界における知見・経験を最大限に活かしながら、今後のアジア地域でのメディア産業の進化を引き続きウォッチするとともに、その文脈における日本企業等の事業機会を模索してまいります。