お知らせ
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二〇〇四年元旦のご挨拶
2004年01月01日
お蔭様で、創業以来十九年目の春を迎えました。昨年は、マスコミを騒がせた 産業再生機構発足のからみで、小所帯の我が社の突然の社長交代となりました。色々なご評価をいただいておりますが、兎にも角にも経営戦略の立案と定着ということのみ、一隅を照らす思いでやってきたことの一つの結果だと思います。この大波のため十か月間で決算期を迎えてしまった感じで、約十%の減収になってしまいました。それでもよくここまで取り戻せたと、一種の登頂感を味わっています。
昔むかし、マンション分譲事業に関係した時、土地の仕入れ部隊と分譲販売部隊との連携が事業収益を左右することを知りました。両部隊の意見調整力が収益力の大切な構成要素となります。目を国立大学病院に転じてみますと、身分は文科省、仕事は厚労省で行政の交差点に位置します。外国との貿易問題は外務、経産、農水各省の交差点に位置します。付加価値は交差点にあり、その刈り取りは連携にありという気がします。こんなことを考えながら、今年もまた皆で奮闘いたします。
皆様のご健康とご活躍を願いつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。
二〇〇四年元旦
吉越 亘