コンサルティングサービス
CONSULTING SERVICE
ヘルスケア・ライフサイエンス
認識
ヘルスケア・ライフサイエンス分野は、近年最も注目され、成長している産業領域の一つです。一方で、従来のメーカー(製薬・医療機器・診断薬・試薬等)や流通小売企業の競争は激しさを増しており、企業再編や各企業が担うバリューチェーンの再編(対象分野の絞り込み、あるいは統合)が進みつつあります。また、新しいバイオテクノロジーやIT・ロボティクス等の導入を切り口とした、新たなプレイヤーの参入も相次いでいます。
このような中で、企業が成長を続け生き残りを果たすには、長期的な視野に基づいた経営戦略が不可欠です。実際のところ、ヘルスケア・ライフサイエンス分野は元々利益水準が比較的高いため、構造改革への意識が未だ十分でない企業も散見されます。しかしながら、成熟化する国内市場を踏まえれば、今「布石」を打つことなしに、明るい未来を待つことなどできません。
ヘルスケア・ライフサイエンス分野のビジネスには、技術への理解、臨床現場への理解、法規制への理解など、多面的な視点が求められます。CDIおよびCDIメディカルでは、製薬、医療機器、研究、臨床、病院経営など様々なバックグラウンドからなるコンサルタントを擁するとともに、臨床家、アカデミア研究者、ベンチャーキャピタル、海外の関連事業者などとの豊富なネットワークを確保し、多面的なニーズにお応えして参ります。
主要なコンサルティングテーマ
技術シーズを基にした事業ポテンシャルの第三者評価および事業化戦略策定支援
ライフサイエンス/バイオテクノロジー分野は、アカデミア、企業双方で技術研究が日進月歩で行われています。一方で、いざ技術を「事業化」させるに際しては、「自社技術水準の完成度を上げる」のみならず、要素技術のインテグレーション、他社とのアライアンス、規制への対応などの戦略変数も多く、事業立ち上げのハードルが高いケースが散見されます。CDI及びCDIメディカルではクライアントの事業体及び保有する要素技術の評価を徹底して行うことで、競争力の源泉となるユニークネスを見極め、技術のインテグレーションから国内・海外市場における営業戦略に至るまでの一貫した事業戦略の策定をご支援いたします。
新規事業開拓
ヘルスケア・ライフサイエンス分野への進出を計画しているものの、当該分野の事業経験が無い/浅いクライアントに対し、新規事業進出をご支援いたします。CDIがこれまで経験してきた多岐にわたる事業分野の知見に加えCDIメディカルの医療・ライフサイエンス分野の知見を活かし、クライアントの既存事業との事業間シナジー最大化する最適なライフサイエンス事業のあり方をご提案いたします。
アライアンス戦略の策定・M&A / PMI支援
最先端の研究成果をベースとしたライフサイエンス分野に於いては、要素技術の殆どが「最先端」かつ個別の研究者・組織によって作られています。事業化に向けては、自社の持つ要素技術とアカデミア/他社が持つ要素技術を組み合わせる「インテグレーション」の過程は避けては通れない大きな課題です。また、海外を含めた事業展開に際して、マーケティング・販売等におけるパートナーが必要となる状況も多く存在しています。CDI及びCDIメディカルではクライアントのユニークネス及び提供付加価値を深く理解した上で、クライアントの付加価値を最大化するべく、アライアンス先のロングリストの作成、提携交渉支援からM&A / PMI支援に至るまでをトータルに支援いたします。
ケース事例
- 大手医薬品メーカーの企業改革(分野:医家向け医薬品、大衆薬、健康食品。テーマ:R&D、営業、製造、本社機能、情報システム、物流システム等)
- 大手医薬品メーカーのポストM&A支援
- 医薬品関連メーカーの新規事業(介護・ヘルスケア領域)の探索・参入戦略支援
- 医薬品メーカーの全社業務改革(BPR)の立案・実行支援
- 製薬メーカーの製品企画、組織改革、業務改革、SFAシステム化計画・構築
- 大手調剤薬局と大手ドラッグストアのポストM&A支援
- 遺伝子解析ベンチャー企業の設立・運営支援
- 医療機器メーカーの経営戦略の立案
- 大手素材メーカーのライフサイエンスビジネスへの進出支援
- 大手BtoB企業のライフサイエンスビジネスへの進出支援