コンサルティングサービス
CONSULTING SERVICE
海外コンサルティング
多くの日本企業にとって、海外での活動を視野に入れずして成長を語ることは困難になりつつあります。多国籍企業やリージョナル/ローカル企業との競争に勝つためには、生産活動と販売活動の両面において、世界最適化を模索する必要があります。
その最適化に向けた変革では、これまで日本国内で培ってきたモノの見方や考え方そして行動様式を見直し、作り変えることが求められます。例えば、アジアでの活動を重視するのであれば、「日本」と「日本の外側としてのアジア」という認識から脱皮し、「日本も含むアジア全体」を自分たちのホームグラウンドだと捉えなおすことから始まります。
CDIは、東京・中国・東南アジアの拠点に所属するメンバーが有機的にチームアップしながら活動することで、日本企業特有の思考や行動のクセを理解すると同時に、アジア各国のリアリティを踏まえたコンサルティングを行います。これが、グローバルを舞台にしたCDIの「リアル・チェンジ」です。
アジアビジネスユニットのウェブサイトは、http://cdiasiabusiness.com/。
主要なコンサルティングテーマ
事業戦略策定支援(グローバル/リージョナル/ナショナル)
日本企業の海外展開では多くの場合、自社らしいユニークな戦場の定義を持つことが成功の要件になります。それゆえ、マクロな業界動向や他社の取り組みは参考にこそなれ、自分たちの(暫定的な)解には直結しません。自分たちの主体的な意思がこめられた「めがね」で事業環境を捉え、ビジネスの在り方を描くことが必要になります。CDIは、定型的なソリューションを当てはめようとすることなく、現場に入り込み、生の声を聞き、固有解を絞り出します。
事業創発・推進支援
海外での活動では日本国内以上に、実行面の課題がネックになりがちです。「(方針を考えたところで)やる人がいない」「(現地でやってみると)思っていたことと全然違う」という嘆きが、日本企業の海外活動の現場で多く聞かれます。CDIは、アジアを中心に、事業を創り、拡大させていく時の、補助的な、しかし強力な推進力となります。時には、アジアの政府や企業も巻き込みながら、新しい事業の創発の触媒となります。
ターンアラウンド支援
変化の激しい新興国市場では、かつての勝ちパターンが、むしろ競争力を失わせる足枷になってしまうことがあります。競争力低下の構造的な要因を明らかに、事業戦略・業務・組織・人事など、包括的かつ抜本的な改革の方策を描きます。改革の完遂に向けて、CDIのスタッフが常駐し、クライアントとともに汗をかくことも行います。
パートナリング支援(提携/M&A)
海外市場を攻略したり、新しい知的資源を獲得したりするための手段として、提携やM&Aは極めて有効です。CDIは、戦略策定、交渉、デューデリジェンス、PMI(Post Merger Integration)と全ての活動段階での支援が可能です。契約締結を自己目的化させずに、そこから新しい価値を創出することが、CDIの支援の主眼にあります。
(M&A支援については、M&A・PMIをご参照ください)
ケース事例
日本企業向け
- 製薬メーカー向けの事業推進支援(中国)
- 輸送機器メーカーの新規事業開発支援(マレーシア、インドネシア、タイ)
- 飲料メーカーの現地企業買収後のPMI支援(マレーシア)
- 高級消費財メーカーの現地法人ターンアラウンド支援(タイ)
- 製薬メーカーのJV交渉・設立支援(中国)
- 物流業者の国営企業との提携支援(ベトナム)
- 産業機械メーカーの事業売却支援(アメリカ)
- コンテンツメーカーのベンチャー買収FA(アメリカ)
アジア企業・政府向け
- 産業クラスター創出支援(中国・現地政府)
- レストランチェーンの中期グループ戦略策定支援(タイ・タイ企業)